大学受験の社会科目選び

横浜市の塾、横浜進学ゼミナールは良き社会人になるために、社会科の学習は欠かせないものと考えています。そのため、大学受験を見すえた社会科目選択は、生徒の人生を左右するといっても過言ではない重要な選択です。

それでは、どのような選び方をすればいいのか、おすすめの選び方を3つ紹介します。お子様の学習状況や志望によっては他にも選択肢がある場合があります。塾講師にもお気軽にご相談ください。

【大学受験における社会の選択科目の選び方】各科目の特徴で選ぶ

選び方のポイント

社会科目はそれぞれ学び方に特徴があり、生徒によって向き不向きがあります。

社会は、小学校で習い始める時は「社会」という一つの教科ですが、最終的には「日本史」「世界史」「地理」「倫理」「政治経済」「現代社会」などの科目に分かれていきます。例えば、日本史・世界史は暗記事項が多く基礎学力の定着に時間がかかりますが、覚えることができれば小学生でも大学受験レベルの問題で好成績をおさめることもあります。

政経は計算問題への対応を要することもあり、数学に苦手意識がある方はとっつきにくく感じるかもしれません。現代社会は日常的に新聞やニュースをチェックしていれば解ける問題も多くあります。

それぞれの科目でやりやすい/やりにくいと感じるポイントがあるので、一通り学校で学習した後に決めるならやりやすい科目の選択をおすすめします。

【大学受験における社会の選択科目の選び方】他科目組み合わせで選ぶ

大学受験で必要な科目の中には、セットで覚えると比較・横断的な勉強がしやすい科目があります。例えば、日本史と世界史は親和性が高く、横断的な学習で根本的な理解がしやすくなる組み合わせです。

15~16世紀の事例

15~16世紀はいわゆる戦国時代と言われる日本の動乱期です。中でも有名な人物である織田信長は合理的・先進的な考え方を持っていたイメージがあり、弥助という黒人の側近をフューチャーした映画も話題になりました。
世界史的な視点から見れば、同時代には貿易とキリスト教の布教を目的として世界的な人の往来が活発になっていた時代でもあり、日本に弥助のような人物がいたことに説得力が増します。

教科の枠組みを超えた組み合わせ方も

他の教科との親和性を考えたセット学習もあります。
もっともわかりやすい組み合わせが、地理+地学です。例えば、日本は地震が多い国として知られていますが、地理・地学いずれも地震が起こるメカニズムや世界の地震発生状況について授業の中で取り上げるチャンスがあります。
また、気象・気候に関する項目でも基本的な気象のメカニズムとして同じ内容をおさえます。違いは、地理で世界の気候分布やそれに伴う人々の暮らしの違いを学び、地学では気象現象のメカニズムをより掘り下げていく方向性だけです。

【大学受験における社会の選択科目の選び方】最終的な進路で選ぶ <横浜市立大学の例>

横浜市立大学の外観

社会の選択科目は「自分がどこに行きたいか」によって決める方法もあります。

例えば、2020年度の横浜市立大学国際教養学部は、A方式とB方式という日程があり、B方式の場合、「世界史B・日本史B・地理B・『倫理,政治・経済』から1科目」と限定されています。2021年度は未発表(※6月末現在)ですが、志望校・志望学部によって選択できる科目を限定されるケースが今後も踏襲される可能性は残っています。

また、入学後に学びたい内容の基礎知識を蓄えるのとあわせて選択するというのもおすすめです。横浜市立大学の例で言うと、国際商学部を志望しているのであれば、入学後に経営・経済について深く掘り下げていくことになります。そのため、重なる分野がある「政治経済」を選択する学生も多いです。

さらに、大学卒業後の進路を見すえた科目の選び方もあります。横浜市立大学国際教養学部のホームページでは卒業後の進路として、商社の海外営業、航空会社・旅行会社勤務、都市開発・まちづくりに携わる不動産業界などが紹介されています。

海外で活躍することを考えるなら、国際情勢を無視できないため政治経済の選択肢があげられます。また、世界各地の土地の成り立ちや歴史に関する知識を得るため地理・世界史という選択もあるでしょう。

横浜進学ゼミナールが考える塾での社会科目勉強法

横浜進学ゼミナールはすべての教科・科目で根本的な理解を得られる指導を目指している個別指導形式の塾です。横浜進学ゼミナールでは社会科について、問題を解く力とあわせて社会、身の回りで起こっていることへの興味喚起を促す役割を持っていると考えています。そのため、塾でも単なる学校の勉強の補完、受験勉強にとどまらない知識の定着を目標にしています。

1.効率的に覚える工夫

社会化科目は、他の科目に比べて暗記が必要な場面も多く登場します。社会科に苦手意識を持つ生徒はこの暗記が苦手です。単に暗記することが嫌なのではなく、興味のないこと、意味のない文字列を暗記するのが苦手なのです。

そこで、横浜進学ゼミナールは、つながりを覚える工夫で苦痛になりがちな社会科の暗記を、スムーズにしています。
最初の段階は、言葉そのものを正確に覚えることを目標にします。テストで出題されたときに誤答などのイージーなミスをしないよう、漢字を書けるようにするところからスタートします。この段階は子どもたちにとってまだ暗記の段階で、何かのきっかけですぐに忘れてしまうレベルの記憶です。
例えば、「紫式部」なら「源氏物語」、「足利義満」なら「勘合貿易」、「伊能忠敬」なら「日本地図」です。暗記が必要な歴史上の人物をなぜ暗記する必要があるのか、なぜ教科書で取り上げられているのか、暗記の必要性について理由付けをしていくのです。

2.社会に興味を持たせる

子どもたちの興味があるもの、好きなものに費やするエネルギーはすさまじいです。横浜進学ゼミナールは生徒の中にある興味があるもの・好きなものにかけるエネルギーを、学習にも活用できるよう、社会に興味を持ってもらうための工夫をしています。

例えば、横浜進学ゼミナールが行っている工夫の一つに、生徒が興味を持っているものにつなげた指導方法があります。
小学生や中学生に人気がある「Nintendo Switch」の販売元である任天堂は、元々、花札やトランプなどのカード・娯楽用品を作っていたメーカーで、販売をスタートしたのは1886年からです。1868年に神戸が開港したり様々な品目について貿易緩和が進んだりする歴史の流れから、今も多くの子どもたちに支持されるゲームにつながっています。

他にも、生徒が個々に興味を持っているものが、社会科目とつながっていることは多々あります。横浜進学ゼミナールは生徒が興味を持っているもののリサーチを怠らず、生徒個々の興味に社会の事象を結びつけられるよう努めています。

3.良き社会人に育てる

横浜進学ゼミナールは、まんべんなく知識を供給することで、社会に対して正しい認識を持った人の育成につながると考えています。社会では解釈や賛否が分かれる事象も扱うため、事象に対する分析には複数の見方ができる内容があります。横浜進学ゼミナールでは、解釈が分かれるいくつかの見方とともに教えます。

一つ例を挙げるとするならば、最近SNSで話題になった検察庁法案です。廃止の是非は別として、この事象を理解して良い社会人としてしっかりした考えを持つためには、小学校社会で登場する三権分立についての知識が欠かせません。生徒が正しく社会を認識するための様々な材料をまんべんなく与え、最終的な解釈は生徒の見識と良心に委ねる。これが横浜進学ゼミナールの社会教育です。

横浜市の塾 横浜進学ゼミナールで失敗しない社会科選択

塾名 横浜進学ゼミナール
住所 〒224-0003 神奈川県横浜市都筑区中川中央1-38-18 2F
TEL 045-913-7757
指導内容

中学生学習指導・高校生専門個別指導

アクセス センター北駅から260m(センター南駅から1.2km)
URL https://yokozemi.net/

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